大会長挨拶
第36回兵庫県理学療法学術大会
大会長 中谷 知生

2025年10月19(日)に第36回兵庫県理学療法学術大会を開催致します。
大会テーマは「機は熟した!地域の未来を支える理学療法の挑戦と革新」です。「機は熟した!」という言葉には、これまで兵庫県理学療法学術大会が培ってきた知見と経験を基に、理学療法を新たなステージへと進化させ、未来に貢献する学術大会を開催する準備が整った、という思いを込めました。
本大会では、但馬(養父市・県立但馬長寿の郷)、神戸(甲南女子大学)の2つの会場をオンラインで繋ぎ、兵庫県全域の会員が学術大会により参加しやすく、より身近に感じていただけることを目指しています。
また但馬と神戸、2 つの会場はオンラインで繋ぐだけでなく、それぞれ異なるテーマを掲げて運営します。但馬会場では、高齢化が進む地域の特性を踏まえ、理学療法が介護予防や社会的処方といった地域医療の重要な課題に挑むため、「地域での挑戦」をキーワードとした企画を準備します。一方、神戸会場では「技術と教育の革新」をテーマに、最新の治療技術やデジタル技術を活用した診療技術・教育方法を提案し、現場で活用できる知識やスキルを提供します。
本大会は私たち兵庫県の理学療法士が物理的な距離や時間の制約を超え、集い、共に学び、議論を交わす場となることを最大の目標にしています。
記念すべき第 36 回大会に、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。